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社外取締役メッセージ 松田 昇

私が果たすべき役割

私は社外取締役として、常に「社外の目」を意識し、これまでの多様な経験(検察・法務行政、預金保険機構、弁護士、他社の社外役員等)を活かし、当社のガバナンスの強化に務め、企業価値の向上と持続的発展に寄与したいと願っています。とりわけ、「攻めのガバナンス」はもとより、「守りのガバナンス」にも留意し、その視点も加味した経営への助言と監督に注力する所存です。

取締役会の実効性向上と課題

コーポレート・ガバナンスを強化するためには、取締役会の実効性向上が不可欠です。この点では、ここ1、2年の取り組みは徐々に前進していると認識しています。まず社外取締役が1名増員され、行政経験豊かな女性社外取締役が選任されたことで、取締役会の多様性等がより充実しました。また、指名委員会および報酬委員会の構成も社外取締役が多数となり独立性が向上しました。取締役会での審議をより深化させるため、社外取締役に対する議案等の事前説明と社内行事や各種研修等への参加の機会が増加し、社外役員だけの意見交換も活発化しています。今後の課題は、より中長期的問題を議題とするための努力を継続すること、さらなる多様性の見地から社外取締役の増員を検討することにあると考えます。

当社の今後に望むこと

当社グループが置かれている状況を踏まえて、

  • • コロナ禍以後の不透明な事業環境を見据え、何よりもこの大変化の時代を勝ち抜くために必要な気概と能力を持つ人材の確保・育成等に注力すること
  • • 最近の不祥事の発生等に鑑み、企業は社会の公器であり、社会から誠実な企業と認知されなければ健全な発展はないことを改めて周知・徹底させ、コンプライアンス(ガバナンスと車の両輪)尊重の社風をより強化・定着させるよう格段の努力をすること

を強く期待しています。

社外取締役メッセージ

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