Integrated Report 2022
Hakuhodo DY Holdings
Integrated Report 2022

サステナビリティの考え方

私たちは、顧客を生活者、市場を生活者のための市場として捉え、生活者の幸せをパートナーとともに実現していくことをゴールとして考えています。生活者は、安心安全な社会、自己実現できる社会、持続可能な社会を望んでいます。私たちが目指すべき価値の創造とは、新しい社会、新しい生活をデザインするクリエイティビティにより、生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現です。クリエイティブ、マーケティング&イノベーション、データ/テクノロジー基盤により、より良い未来を描いていくことが、社会から強く求められている当社グループの役割であると考えます。

サステナビリティゴール

生活者一人ひとりが、自分らしく、
いきいきと生きていける社会の実現

当社グループが考える価値創造とは、「生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現」に向けて、当社グループならではの強みや資産を活かしながら、事業活動を通じて貢献することです。当社グループにとって、生活者と社会に新たな価値を創造するための源泉であり、最大の資産はクリエイティビティを発揮する人財です。生活者の社会課題への関心が高まる中、SDGsが示す様々な課題とそのゴールに対し、本業である日々の仕事を通じて貢献するとともに、一人の生活者として社員が自発的にソーシャルアクションに取り組んでいます。社会課題に取り組むというチャレンジによって得られた経験や知識、ネットワークは社員の成長を支え、会社の成長につながっています。

サステナビリティ推進体制

サステナビリティ委員会

博報堂DYホールディングス代表取締役社長を委員長とし、取締役から構成される「博報堂DYグループサステナビリティ委員会」を設置しています。博報堂DYホールディングス、博報堂、大広、読売広告社、博報堂DYメディアパートナーズ、およびその子会社・関連会社を含む、博報堂DYホールディングス傘下のグループ横断の委員会とし、当社グループにふさわしいサステナビリティに関する基本方針、テーマおよび施策案の検討・策定を行います。

サステナビリティ推進室

2022年4月、博報堂DYホールディングスにサステナビリティ推進室を新設し、グループ経営課題としてサステナビリティに取り組んでいます。サステナビリティ委員会事務局のほか、サステナビリティテーマおよびグループ横断の施策案に関するマネジメント、モニタリングKPIの計測・管理、広報、プロデュースの各機能を担い、活動を推進しています。