Integrated Report 2022
Hakuhodo DY Holdings
Integrated Report 2022

事業領域の拡大

明治維新後、次々と創刊された新聞、雑誌のために広告を集める「メディアの代理店(パートナー)」であることが、当時の広告会社の役割でした。1950年代に入り、ラジオに加えてテレビの放送が始まり、メディアの拡張に対応して広告会社は急速な発展を遂げました。中核事業会社である博報堂は、クライアント(広告主)のマーケティング活動を支援する「クライアントの代理店(パートナー)」へと役割を大きく進化させ、事業領域を積極的に広げてきました。

1990年代以降はインターネットが急速に普及するなど、生活者が主役となり、「マーケティング・コミュニケーション」は新しい時代に突入しました。2003年、博報堂と大広、読売広告社の3社は共同持株会社「博報堂DYホールディングス」を設立し、経営統合を果たしました。2024年3月期を最終年度とする中期経営計画に基づき、お取引先企業のマーケティングの進化とイノベーション創出をリードする企業集団として、すべてのお取引先の「価値創造パートナー」となることを目指しています。

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