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社外取締役メッセージ 服部 暢達

重視するのは資本市場の代表としての視点

私はこれまでの経歴、専門領域を踏まえ、当社の株主価値の拡大・成長と資本市場との正しい対話に向けた助言を行っています。社外取締役としての自身の役割を資本市場の代表として位置付け、資本市場が抱くと予想される疑問や意見を取締役会で投げかけています。ステークホルダーは等しく重要ですが、株主価値を拠り所にすることが、すべてのステークホルダーに対して最もバランスの良い結果を生むと考え、物差しとして株主価値を重視しています。

ガバナンスに対する評価と課題

当社の社外取締役に就任した2015年当時の取締役会は必ずしも活発な議論が交わされているとは言えませんでしたが、社外取締役が2名、3名、4名と増えるに従い、取締役会が非常に活性化した実感があります。社外取締役が増えたことで異なる視点から様々な意見が投げかけられ、良い意味で緊張感が生まれたのでしょう。当社のガバナンスは着実に向上しつつあると感じています。

変化する事業環境への対応を

今、広告業界は新たなビジネスモデルが台頭し、100年に1度の事業環境の変革期を迎え、グループ全体で変化に対応することが求められています。ここ数年、当社はデジタル分野と海外事業の拡大に大きく投資しています。デジタル分野は勝ち組となる技術プラットフォームの見極めが重要ですが、当社はM&Aを含む積極的な投資を敢行し、その実効性がこれから試されます。また海外分野においても、クリエイティブに特化した比較的小規模の事業体をポートフォリオとして構成するというkyuプロジェクトの投資が既に一定の規模を達成し、まさにこれからkyu内部とグループ全体へのシナジーを実現し、当社の株主価値に目に見える貢献を実現する時期に来ています。
引き続き客観的な視点で助言を行い、当社グループの成長と株主価値向上に資する様々な サポートを行っていきます。

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