Integrated Report 2022
Hakuhodo DY Holdings
Integrated Report 2022

マテリアリティ

当社グループでは、サステナビリティゴールの実現に向けて社会と当社グループが持続的成長を遂げるための重要課題として、マテリアリティを特定しています。2023年3月期に、新型コロナウイルス感染症拡大など現在の経営環境を踏まえてマテリアリティの再整理を行うとともに、モニタリング指標(次頁)を設定しました。

価値創造の構造とマテリアリティの位置付け

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改訂のポイント

  • 従来のマテリアリティをベースに、ステークホルダーがより理解しやすいよう、当社の価値創造を構造的に体系化して再整理

  • 従来のマテリアリティのうち「未来をつくるクリエイティビティの向上」は、当社の価値創造活動そのものとして再定義。また「生活者にとって価値ある市場の創出」はサステナビリティゴール実現に向けたアウトカムとして再定義

  • 持続的成長に向けて、「提供価値」「経営基盤」の観点から当社が向き合うべきマテリアリティを3つに集約し、特定

改訂版マテリアリティ

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    * 2021年3月期を基準とした2024年3月期までの年平均成長率
    H:博報堂、D:大広:Y:読売広告社、I:アイレップ、MP:博報堂DYメディアパートナーズ、DAC:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

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    H:博報堂、D:大広:Y:読売広告社、I:アイレップ、MP:博報堂DYメディアパートナーズ、DAC:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

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    ※ 気候変動対応項目の目標数値はいずれも2019年度比
    H:博報堂、D:大広:Y:読売広告社、I:アイレップ、MP:博報堂DYメディアパートナーズ、DAC:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

改訂の背景と運用方針

  • 改訂の狙い

    「マテリアリティ=持続的な成長のための重要課題」という観点で改めて整理を実施するとともに、現在の経営環境を踏まえてアップデートを行いました。また、マテリアリティのよりいっそうの社内浸透とモニタリング強化に向けて、新たにモニタリング指標を設定しました。

  • マテリアリティ運用方針

    経営環境の変化に応じてマテリアリティを見直し、更新できる体制を維持しながら、適切なPDCAサイクルを実践していきます。今後はマテリアリティを中長期戦略や中期経営計画に組み込むことを目指します。

マテリアリティ推進体制

サステナビリティ委員会

(委員長:水島社長)

マテリアリティワーキンググループ

  • 博報堂

    (経営企画局長)
  • 博報堂DYメディア
    パートナーズ

    (経営企画局長)
  • 読売広告社

    (経営企画局長)
  • 大広

    (顧客価値経営推進局長)
  • デジタル・アドバタイジング・
    コンソーシアム

    (取締役)
  • アイレップ

    (経営企画室長)
  • kyu

    (事業室長)

* 統合報告・IR・ESG領域のコンサルティングを行う当社連結子会社

マテリアリティ改訂プロセスおよびPDCA体制

改訂に係る主なプロセス

  • ・サステナビリティに関する研修会開催

  • ・モニタリング指標議論・策定

  • ・参加メンバーによるプレゼンテーション実施

  • ・運用方針、PDCA体制議論・策定

  • ・マテリアリティ改訂案議論・策定

  • ・サステナビリティ委員会承認

マテリアリティPDCA体制

  • 取締役会

    全体のモニタリング

  • サステナビリティ委員会

    モニタリング指標実績のレビュー

    マテリアリティ改訂/更新有無の検討

    年1回報告

  • 事務局

    サステナビリティ推進室/経営企画局

    グループ各社の数字と次年度のアクションを集計

    中期経営計画との連動を検討

    投資家等からのフィードバックを収集

    年1回報告

  • グループ各社

    モニタリング指標を測定し、進捗によって

    次年度のアクションを検討

    年1回報告