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「生活者一人ひとりが自分らしく、いきいきと活躍できる社会を実現すること」が当社グループのサステナビリティゴールです。多様性の時代には、自分とは異なる価値観を持つ人への想像力が求められます。人を多面的に理解しようとする「生活者発想」を活かす機会は今後ますます増えていくと考えます。当社グループでは、多様な人材が活躍し、社員一人ひとりがクリエイティビティを最大限発揮するための環境を整備し、サステナビリティゴールの実現に向けて様々な課題に継続的に取り組んでいきます。

多様な人材の活躍

「生活者一人ひとりが自分らしく、いきいきと活躍できる社会を実現すること」が当社グループのサステナビリティゴールです。多様性の時代には、自分とは異なる価値観を持つ人への想像力が求められます。人を多面的に理解しようとする「生活 者発想」を活かす機会は今後ますます増えていくと考えます。当社グループでは、多様な人材が活躍し、社員一人ひとりがクリエイティビティを最大限発揮するための環境を整備し、サステナビリティゴールの実現に向けて様々な課題に継続的に取り組んでいきます。

TOPICS
人材に対する考え方「粒ぞろいより、粒ちがい。」と「チームの力」(博報堂)

博報堂では、個の力、すなわち、自分の頭で考える力を尊重しています。一人ひとりが、オリジナリティを持って、いきいきと輝いている。粒立っている。そうした、多様で異なった個性が、望まれています。博報堂の中核能力は、クリエイティビティです。異なった価値観、異質な才能、多様な文化のぶつかり合いから、新しいアイデアが生まれます。
「粒ぞろいより、粒ちがい。」とともに大切にしているのが「チームの力」です。「チーム」という言葉は、博報堂の働き方についての考え方を表している言葉です。「粒ちがい」の個性がぶつかり合い、アイデアを重ね合い、チームとし ての成果を生み出していくことが博報堂の強みです。「粒ちがい」の能力を持つ「個」の力と、お互いを高めあう「チー ムの力」が、高度なクリエイティビティを生み、「未来を発明する」原動力になると考えます。

女性活躍推進

女性活躍推進を支える施策として、妊娠期~出産~復職までの各ステップにおける、法定を上回る両立支援に関する諸制度を整備しています。妊娠中の通院時間確保のための特別休暇や、妊娠期から子どもが1歳になるまで1時間短縮勤務が可能 な有給短縮、また子どもが満2歳となった次の4月末日まで取得可能な育児休業制度等、スムーズに復職できるよう支援し、制度運用や様々な活動を展開しています。

新卒女性採用比率:
44.2%
女性管理職比率:
10.5%
復職率:
78.8%
※対象:博報堂、大広、読売広告社、アイレップ、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

博報堂では、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の仕事と子育ての両立のための行動計画を策定・実施するなど、一定の要件を満たした企業を子育てサポート企業として認定する制度「くるみん認定」を得ています。また、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーによる「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同しています。

行動宣言 子育てサポート
TOPICS
世代間のクロスによる子育て支援・交流の場「クロスママカフェ」(博報堂)

子育て中の社員と先輩ママ社員が集まり、“子育ての悩み”や“仕事との両立のヒント”などを相談して楽しく語り合える交流の場として、2018年10月から活動をスタートしました。自治体への呼びかけも行い、協力関係を構築、さらなる活動に活かしています。

クロスママカフェ
女性が心おきなく活躍する職場創りプロジェクト COCO-PJ(大広)

大広では、女性が自分の”働き方をデザインできる会社”となるために、社長を座長として「女性が心おきなく活躍する職場創りプロジェクト(COCO-PJ)」を2017年1月に立ち上げました。2021年3月期は、若手女性メンバーを中心とした次世代提言に向けたディスカッションや育児に伴うライフステージの変化を機にキャリアプランを自律的に考える為のワークショップをオンラインで3回実施しました。また、女性社員の労働環境の実態・意識把握を目的としたアンケートも実施し、それによって浮彫りになった課題への取組みについての検討を進めています。引き続き、多様な働き方を支援するための施策の拡充を進めてまいります。

COCO-PJ
クロスママカフェ COCO-PJ

障害者雇用の促進

当社グループの特例子会社「博報堂DYアイ・オー」は、1989年12月に社員14人で 設立し、2020年6月現在で社員158人(障害者86人、健常者72人 ※出向者を除く) に成長した当社グループ各社のシェアードサービス会社です。業務はデータ入力・印刷出力・帳簿チェック等がベースとなり、障害のある社員と健常者が協働しています。2017 年12月には、厚生労働省委託事業受託団体である全国重度障害者雇用事業所協会より、 「障害者活躍企業」としての認証を受けました。 2019年には創立30周年を迎え、記念式典および感謝の会を、学士会館にて12月に開催し、社員や当社グループ関係者約200名が出席して交流を深めました。今後も多様な 社員一人ひとりが力を合わせてチームの力を発揮し、博報堂DYグループに高いサービス を提供し続けるとともに、博報堂DYアイ・オーだからできる新しい価値を生み続けていきます。

当社グループの障害者雇用率
グループ算定で2.27%
(2020年6月1日現在)
障害者活躍企業
感謝の会

2019年12月に開催した式典は、手話通訳・文字情報・音声ガイドを交えて行いました

ダイバシティの推進

TOPICS
誰もが自分自身のセクシュアリティに誇りを持てる社会へ「LGBT総合研究所」(大広)

様々な性のあり方を尊重し、男女の視点だけでは気づくことのできなかった価値やビジネス領域を発見し、新たなコミュニケーションサービスを創造する専門シンクタンクです。自治体や企業等のダイバシティ推進活動やマーケティング活動をサポートしています。2019年11月には、全国約43万人を対象に実施した「LGBT意識行動調査2019」を発表しました。調査結果では、LGBT・性的少数者に該当する人は約 10.0%と判明し、さらにLGBT・性的少数者に対する理解が求められると考えます。本調査等を活用し、今後も ダイバシティ社会の推進を目指していきます。

LGBT総合研究所
パラ卓球選手が感じている卓球の世界を、変形卓球台で表現し、
パラスポーツの魅力を伝える。 「PARA PINGPONG TABLE」(TBWA\HAKUHODO)

「パラ卓球台」は、パラ卓球というスポーツの魅力と、障害のある選手の強さをより多くの人に知っていただきたいという想いから生まれた卓球台です。選手へのインタビューやスケッチを重ね、選手が感じている卓球の世界を表現しました。パラ卓球協会と TBWA\HAKUHODO は、2018年2月に活動をスタートし、卓球台を製作する(株)三英の協力を得て、3種の卓球台を製作しました。 本卓球台を使った試合及び体験イベントを、パラリンピック公式イベントや全国の学校等で行っています。今後もパラ卓球の魅力をさらに伝えていきます。

PARA PINGPONG TABLE
LGBT総合研究所 PARA PINGPONG TABLE

第66回カンヌライオンズ2019の
デザイン部門で金賞、
インダストリークラフト部門で銅賞を受賞

第59回ACC TOKYO CREATIVITY
AWARDSでACCゴールドを受賞