環境 TOPICS
ワークスタイルの効率化、デジタル化を通じたペーパーレスの推進(博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ)
博報堂および博報堂DYメディアパートナーズが推進する「働きやすさ」改革は、紙資源を無駄にしないワークスタイルにもつながっています。社員へのモバイルPCの貸与や大型の会議室モニターの導入により、ペーパーレスでの会議環境を整備しているほか、これまで紙と併用していた各種帳票類のデジタル化や、パソコン上の単純作業をロボットプログラムで代替するRPA(Robotic Process Automation)、および日常業務を補助するさまざまなビジネスインテリジェントツールの導入を推進し、端末内での作業完結を支援しています。 また、一部部門では各部署内で固定席を廃止し、自由な席で業務をするファジーアドレスを開始し、書類をストックしない働き方を進めることにより不必要な印刷を抑制しています。 こうした取り組みに加え、テレワーク等の積極的な推進により、2022年3月期は、コピー用紙の購入量を2014年3月期と比べると81%の削減を達成しています。
脱炭素社会を推進するプラットフォーム 「Earth hacks」(博報堂)

生活者一人ひとりのアクションで脱炭素社会を推進する共 創型プラットフォーム「Earth hacks」は、広告事業を超え た新規事業開発を目指す博報堂の「ミライの事業室」、博報 堂ケトル、SIGNINGと三井物産(株)による共同プロジェク トです。 Earth hacksは、Z世代をはじめとする既に脱炭素に関心 がある人だけでなく、まだよく知らないという人に対しても脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、具体的に自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカル な商品の情報を提供したり、生活者の声をもとにした脱炭素 関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。
社員⾷堂から始まるサステナビリティ施策
国産バイオマス素材「ライスレジン®」プロダクト開発(博報堂プロダクツ)
国産バイオマス素材「ライスレジン®」プロダクト開発 博報堂プロダクツでは、新潟博報堂が業務提携している(株)バイオマスレジンホールディン グスグループと開発した、⾷⽤に適さないお⽶を独⾃技術でプラスチック樹脂化した国産バイ オマス素材「ライスレジン®」による、プロダクト開発サービスの提供を開始しました。その先駆 けとして、東京・豊洲本社内にある博報堂DYグループの社員⾷堂「5615 cafe & deli」 において、ライスレジン®ストロー*を試験導⼊していますキャンペーンやプロモーションに関わる多種多様なプロダクトの企画・開発・デザイン・製造 から品質管理までをワンストップで提供する博報堂プロダクツプレミアム事業本部では、専⾨領 域を持ったメンバーから構成されるSDGsプロジェクトチームを結成し、ものづくりの観点から SDGsの実現に向けて取り組んでいます。

* 原料にお⽶が20%使われているため、焼却時にCO2の発⽣を20%削減できるカーボンニュートラルの特質を持つ
グリーンバード赤坂チーム(博報堂DYグル―プ)

「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに元博報堂社員が立ち上げた、国内外に90の活動チームを持つNPOです。2008年のオフィス移転を機に「赤坂チーム」を結成し、街の一員として赤坂をきれいにする気持ちで活動しています。赤坂周辺にオフィスがある他企業にも参加を呼びかけ月2回のゴミ拾いを実施しており、2019年度は平均参加者数が50名を超えました。博報堂DYグループ社員のみによるお掃除も年1回実施しています。2020年3月以降新型コロナウイルス感染症予防対策のため活動を休止しましたが、2022年度より活動を再開し、きれいな街づくりに貢献し続けています。