2023年2月28日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における各テストイベント計画立案等業務委託契約等に関し、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いがあるとして、当社の国内子会社である株式会社博報堂、また博報堂DYメディアパートナーズの社員が公正取引委員会から告発され、東京地方検察庁より起訴されました。
当社グループとしては今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止とコンプライアンスの徹底に取り組むために、当社独立社外取締役を委員長とする特別検証委員会を2023年3月7日に設置し、再発防止に向けた検討を重ねてまいりました。
本日、特別検証委員会による報告書を、当社取締役会へ報告しましたので、その提言要旨を公表いたします。
当社グループは、特別検証委員会の提言を真摯に検討し、再発防止策を実行し、コンプライアンスの遵守、及びガバナンスの改善、強化に向けた取り組みを重ねてまいります。
また、本件に関する責任を重く受け止め、株式会社博報堂代表取締役社長、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ代表取締役社長、ならびに起訴状の対象期間当時の関係役員の申し出により、報酬の一部返上を行っております。
お取引様をはじめすべてのステークホルダーの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
【添付資料】特別検証委員会から提出された調査報告書の提言要旨