株式会社博報堂DYホールディングス
株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社⻑:⽔島正幸、以下博報堂DYホールディングス)は、⽣活動線におけるビーコン検知データの利活⽤及び研究を⽬的として、株式会社スイッチスマイル(東京都中央区、代表取締役社⻑CEO:⻑橋⼤蔵、以下スイッチスマイル)の株式を取得し、資本業務提携を⾏いました。
近年、情報端末を中⼼に進化してきたデジタル化が、家や都市といった単位で⽣活全体に広がる中、⽣活動線の情報接点についてのテクノロジーや、それらを活⽤した⽣活動線におけるマーケティング活動が、今後ますます重要になると考えられます。博報堂DYホールディングスは、⽣活動線におけるマーケティング活動を⽀援するために、時空間から⽣じる⽣活者の潜在的なニーズを捉えるマーケティング⼿法「⽣活者モードベースドプラニング」、ロケーションオーナー向けメディア開発・導⼊⽀援プログラム「Space Booster」等の開発を⾏ってまいりました。
スイッチスマイルは、ビーコンによって検知したマイクロロケーションデータを活⽤する位置情報マーケティングプラットフォーム「pinable」を提供しています。「pinable」を活⽤することにより、利⽤する企業は、得られた⽣活者の⾏動と体験をロケーションDMP として構築し、よりエンゲージメントの⾼いソリューションを⽣活者に対して提供することが可能になります。具体的には、「全国主要都市の交通機関、商業施設、観光地などに設置したビーコンをスマートフォンアプリケーションに検知させることで、適切な属性を持つ⽣活者に、適切な時間、場所で情報提供を⾏う」といったことが挙げられます。
今後、両社は共同で「pinable」に関するテクノロジー、データ等の利活⽤及び研究を進め、時空間の特徴を解析し、マーケティング分析やロケーションメディアのプラニングに活⽤することができるテクノロジーサービス等を開発することにより、⽣活動線におけるマーケティング活動のさらなる推進を⽬指してまいります。