株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:水島 正幸)は、エンターテインメント領域においてテクノロジーベンチャー企業(以下、テックベンチャー)と共にテクノロジーを活用したコンテンツの共創を目指す「HYTEK(ハイテク)設立準備室」(以下、HYTEK)を設置いたしました。
コロナ禍の環境の中、エンターテインメント業界はリアルイベントの自粛要請に伴い、大きな影響を受けました。その状況下でも、オンラインでのライブ配信やバーチャル空間でのイベントなど、テックベンチャーが開発したテクノロジーを活用した新しい体験が生まれてきています。この領域の変化に対応し、海外も含めたビジネスチャンスと次世代のエンターテインメントを創出することを目的として、この準備室を設置いたしました。
HYTEKはテックベンチャーの保有する高い技術力と、博報堂DYグループの持つクリエイティブ・PR力を掛け合わせ、AR/VR技術やホログラム、プロジェクション、LED造作などの最先端テクノロジーを活用した非言語のコンテンツを共創し、グローバルでの新しいエンターテインメントの展開を目指します。
具体的にはテックベンチャーに向けたコンサルティング業務を行い、コンテンツを共創し世界中に発信するとともに、ニーズに合わせた最適なコンテンツを提供することにより、国内外のクライアント企業の課題解決も支援してまいります。
すでに、パートナーとなる複数のテックベンチャーとは、LED搭載マスクを用いたコロナ禍での新しいパフォーマンスや、プロジェクションマッピングを用いた共創アート作品等の開発を進めています。
今後も、博報堂DYグループ内の連携をさらに強化し、HYTEK設立に向け準備を進めてまいります。
HYTEK(ハイテク)設立準備室概要
博報堂DYグループ横断社内公募型ビジネスアイデア募集・育成プログラム、「AD+VENTURE(アドベンチャー) 」2019年度の採択事業。
• ステートメント:「HIGH」なTECHNOLOGYを「HYPE」なTECHNOLOGYへ。
HYTEKは、パートナー企業と共創したコンテンツが集積する、テックエンターテインメントレーベルです。"HY"は人々を熱狂させるという俗語"HYPE"に、 "TEK"は"TECHNOLOGY"の 略語として1990年代に米国の音楽プロデューサーが使用した俗称に由来しています。 世界に認知されていない「ハイテク」な技術を、クリエイティブとPRの力で「言語の壁を超えた」エンターテインメントコンテンツへと昇華し、その魅力を世界中へと発信します。
• 代表/Cultural Contents Director:満永 隆哉
2015年博報堂入社。関西支社クリエイティブ・ソリューション局プロモーション・PR戦略グループを経て、2018年に第二クリエイティブ局に異動。グローバルクライアントのPR・プロモーション・コピーライティングを担当し、ACC・OCC新人賞・販促会議賞・ JAA広告賞・朝日広告賞など受賞。パフォーミングアーティストとしても国内外で活動を行い、NBA公式戦・TEDxKEIO・音楽イベントなどのステージに出演。エンターテインメントの表舞台と裏方と、マスとストリートとを繋ぐことを目標に活動。現在は、HYTEK設立準備室立ち上げを専任。
• 代表/Technology Contents Director:道堂 本丸
2015年博報堂に入社。研究開発局に配属。2018年から1年半、TBWA HAKUHODO プラニング局に所属。現在は、HYTEK設立準備室立ち上げを専任。大学時代に、ウェアラブルコンピューティングを活用したダンスパフォーマンスシステムの開発に関わる。マーケティングツールの開発やデータ分析に従事する傍ら、ARやVRなどのしいテクノロジーを活用した次世代顧客接点の研究開発などに携わる。大学やベンチャーの持つテクノロジーの種と企業のビジネスの種を結び付けた事業創造を目指す。2016〜2019ミラノサローネ出展。
• URL:https://www.hytek.co.jp
• メール:hytek@hakuhodody-holdings.co.jp