株式会社博報堂DYホールディングス
株式会社ROOTs
株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田 裕一)傘下の出資目的子会社、AD plus VENTURE株式会社は、「体験型」の返礼品を起点にふるさと納税サイト運営と、返礼品開発・観光支援のコンサルティング事業を行う「株式会社ROOTs(ルーツ、以下ROOTs)」を設立し、営業を開始いたしました。
ふるさと納税は、10年間で約3,500億円の税控除額をもたらす制度へと発展しました。その一方、地域と関連のない返礼品の取り扱いが6月1日より法律で禁じられたことから、自治体に対しては地域に根ざし、かつ魅力ある返礼品の開発と運用が求められるようになりました。
ROOTsは、ふるさと納税の本質である「生活者と地方自治体との接点づくり」を重視して、モノより「コト消費」へとシフトする生活者の心をとらえる体験型返礼品※に特化したふるさと納税サービスを展開します。
※体験型返礼品
納税者がかならずその土地へ足を運び、体験し、好きになってもらうことを促す観光商品。
例)
・個人農園での「いちご摘み体験」など、特産品を扱った農業体験
・地元海岸でのサーフィン教室+宿泊&交通パッケージ
・地元料理フルコース付き観光地プランなど
■ROOTs(https://www.roots-jp.com/)の主要業務
①ふるさと納税ポータルサイト「さといこ」の運営
ふるさと納税本来の目的を重視し、都市部でモノを受け取るのではなく、現地でコトを体験できる"体験型返礼品"を専門に取り扱うふるさと納税ポータルサイトの運営。
(2019年8月公開予定)
②体験型返礼品の開発コンサルティング業務
広告会社の知見、ネットワーク力を活用し、さまざまな地方自治体の返礼品、サービスの開発コンサルティング業務。将来自治体単独で継続していくことを目指したナレッジ・ノウハウの提供。
また、ROOTsは上記ポータルサイトに蓄積された体験者の生声や情報を活用した、地方自治体の移住者・定住者の獲得支援も視野にいれ、地方自治体と生活者との出会いを創り、持続可能な地方創生を支援してまいります。