ステークホルダーの声
国際連合広報センター
所長 根本 かおるさん
SDGsと企業、生活者を結びつける役割をこれからも果たしていただきたい。
SDGsが示すゴールに向けて、どのように取り組むのか。その方法は一人ひとりに委ねられています。アイデアと行動力で、正解のない課題に取り組むことが大切です。博報堂DYグループでは、社員一人ひとりがリーダーシップを持って、パートナーを巻き込みながら、実際に行動を起こしているところが素晴らしいと思います。その活動は、既存の活動のSDGsマッピングを超え、高みをめざす発想にあふれ、気概が感じられます。
国際連合広報センターは、国際連合の事務所として広報を主幹事業にしていますが、博報堂DYグループも広告を中核事業とし、色々な人たちを結びつけることを生業としています。その強みを活かして、SDGsに対して生活者に振り向いてもらえる仕掛けづくり、SDGsと企業、生活者を結びつける役割を果たされることをこれからも期待しています。
2018 年6月の世界環境デーおよび世界海洋デ―では、「Beat Plastic Pollution」をテーマに世界各国でイベントが開催されました。日本においては「やめよう、プラスチック汚染」の日本語ロゴとステートメントの開発を博報堂にご支援いただきました。さまざまなステークホルダーとのつながりの中で社会課題に取り組んでいる博報堂DYグループだからこそ、専門性を活かして非常にタイムリーに取り組んでいただけたと感じております。
国連グローバル・コンパクト
ボードメンバー
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
代表理事 有馬 利男さん
SDGs Action Bookを読んだ方々の間に、SDGsに取り組む輪が大きく広がることを期待します。
SDGsの17目標それぞれに対して博報堂DYグループが実際に取り組んできたことをテーマとした本レポートは、とてもパワフルだと思います。それぞれのソーシャルアクションには、社員の温かい気持ちが注ぎ込まれています。
博報堂DYグループは、「SDGsに対して生活者に親しみを持っていただきたい」という志のもと、コミュニケーション発信力や社員一人ひとりのクリエイティビティを活かしてSDGsに取り組んでいると思います。今、日本各地では地方創生とSDGsが結びついて、取り組みは一層進んでいますが、このような国内の大きな潮流も見据えながら、博報堂DYグループは使命感を持って取り組んでいることを改めて感じました。レポートでは、活動紹介にとどまらず、SDGsの本質および各目標の狙いをわかりやすく説明しています。このレポートを読み、活動事例からアイデアのヒントを得て、新たな行動を起こす。このように、SDGsに取り組む人々の輪がさらに大きく広がっていく可能性を持っています。
今後、博報堂DYグループにとって、持続的なビジネスモデルを形成することや、企業の本流の仕事に持ち込んでいくことがますます大事になってくると思います。今の取り組みの次なる展望が重要です。SDGsをビジネスチャンスと捉え、博報堂DYグループのこれからのアクションにより一層期待をしています。